こんにちは!
本日、地上波で阪急電車が放送されたということでそれについて取り上げようと思います。
阪急電車の原作は?
阪急電車の原作は文庫本です。
- フリーター、家を買う。
- 図書館戦争
等で知られる人気作家「有川浩」が原作者になります。
上に取り上げた作品はどれも映像化しているので名前だけでも知っている方はおられるのではないでしょうか。
映像としての阪急電車
映画の公開日は2011年4月29日になります。
もう9年前になるんですね。
豪華キャスト人を起用した、身近な路線での日常ドラマが繰り広げられます。
キャスト一覧
- 中谷美紀
- 戸田恵梨香
- 宮本信子
- 南果歩
- 谷村美月
- 有村架純
- 芦田愛菜
- 小柳友
- 勝地涼
- 玉山鉄二
実際に読んでみて
この書籍の話の舞台は阪急電車の宝塚駅~西宮北口間で紡がれます。
目次には駅名がずらりと並んでいます。
私は最初に目次を読み、大まかなストーリーのあらすじを掴むことがルーティンみたいなものになっているのでこの構成には少し驚きました。
実際に中身を読んでみないと内容がわからないと新鮮な気持ちにさせてもらえました。
主人公というものは存在せず様々な登場人物の悩みや・喜びなどの様々な感情の中、日常を生きるという構成になっています。
- 婚約中の恋人を同じ会社の人に奪われたOL
- 恋人のDVに悩ませられる女子大生
- 息子夫婦との関係が少しよくない老夫婦
- 家族には悪いことをしていると自覚を持ちつつ関係を辞められないストレスを抱える主婦
本当に日常であえりえそうな悩みを持っている人ばかりでした。
また有川浩さんの書く文章が、すごく登場人物の気持ちに没入させてくれるんですよ。
また、ほかの作品も読みたいと思わせてくれる一冊です。
また私は関西圏出身で阪急電車となじみも深いのでとても懐かしく、感慨深い一冊でした。
それでは。