こんにちは!
宅建士兼エンジニアのしゅんです!
突然ですが、
宅建の勉強や資格取得に取り組んでいると、
こんなふうに思ったことはありませんか?
「宅建って国家資格だけど、
これ一つでキャリア的に十分なのかな?」
「もっと自分の市場価値を上げたいけど、
他に何の資格を取ればいいんだろう…」
そんな“次の一歩”に悩む気持ち、
めちゃくちゃわかります。
かつての私も、
宅建士に合格した直後は
「これで人生安泰だ!」
と達成感にひたっていました。
数ヶ月経った頃、
ふと不安が湧いてきたんです。
「この資格だけで、
10年後も自分は
通用しているのか?」
もちろん、宅建士の資格は
就職・転職・年収アップという面で
大きなリターンをもたらしてくれました。
でも、業界の動きや
時代の変化を見ていくうちに、
「もう一つの武器が必要だ」
と強く感じるようになりました。

私は、宅建士であると同時に、
現役のエンジニアでもあります。
エンジニアとしての
キャリア形成も視野に入れ、
以前から国家資格である
国家資格である
「基本情報技術者」「応用情報技術者」
も取得しました。
正直に言うと、
宅建士と応用情報技術者の資格は、
直接的な“相性が良い”とは言い難い
部分がありました。
ですが、
「宅建士×IT」という組み合わせが
生む“希少価値”は大きかった。
不動産業界はまだまだ
DX化が遅れている領域。
そんな中で、
「不動産もわかるエンジニア」
「資格持ちで現場理解があるIT人材」
という立ち位置は、
採用現場でもしっかりアピールできました。

つまり、
宅建士はあくまで“土台”であり、
“ゴール”ではない。
もう一つ別の資格を組み合わせることで、
あなたのキャリアは
もっと立体的に広がっていきます。
というわけで、
宅建士取得のその先にある
“ダブルライセンス”戦略
をお伝えします!
この記事を読まないと、
こんな未来が待っているかもしれません
- 「とりあえず宅建取ってみたけど、
その後何をすればいいか分からない…」
と迷走 - 気づけばスキルアップを後回しにし続けて、
年齢だけが上がる - 周りの同期や同年代が
“複数資格持ち”で差をつけてくる - せっかく取った宅建士を、
活かしきれないまま埋もれてしまう
こうした後悔を避けるためにも、
今このタイミングの内に
「宅建士×もう一つの資格」
という視点を持つことで、
あなたの将来を大きく変えます。

この記事を読むと、こんな未来が待っています
- 「宅建の次に取る資格」が明確になる
- キャリア・収入・選択肢が確実に増える
- 資格マニアにならず“意味ある組み合わせ”が分かる
- 「資格で人生を動かす」ための設計図が手に入る
宅建士だけじゃ物足りない?
宅建士って
「不動産業界では必要不可欠」
な存在でありつつも、
それだけで将来が完全に
保証されるわけではない
わけです。
事実、
令和6年での宅建士試験合格者数は――
44,992人(受験者数:241,436人)
というデータも出ています
参考: アガルートアカデミー

こんな現実に直面する人もいます。
- 「宅建士は持っていて当然」
という会社で、
資格者がゴロゴロいる - 手当は出るけど、
昇格や専門性の面では頭打ち - 管理・営業以外の
キャリアパスが広がらない
宅建士は“基礎資格”と考える
宅建士は、
不動産・建築・金融・法律といった
さまざまな分野と接点がある資格です。
言い換えれば、
「組み合わせ次第で、
いくらでもキャリアの
伸びしろがある資格」
なんです。

たとえば…
- 宅建士+管理業務主任者
→ マンション管理業界で即戦力 - 宅建士+行政書士
→ 許認可業務も扱える
“独立系ハイブリッド”に - 宅建士+FP
→ ライフプラン提案と
資産形成アドバイスが
できる営業職に
ダブルライセンスで得られるのは、
資格だけじゃありません。
- 「会社の中での立ち位置」が変わる
- 「選べる転職先」が広がる
- 「副業や独立の選択肢」が増える
- そしてなにより、「自分に自信がつく」
そんな“キャリアの地図”を
一気に広げてくれるのが、
ダブルライセンスの本当の価値です。

「宅建だけで十分」なのは、
一部の人だけです。
もちろん、
不動産会社で営業や管理職として
バリバリやっていく人にとっては、
宅建士一つでも十分通用します。
でも――
- キャリアの幅を広げたい
- 転職市場でもっと武器がほしい
- 自分で稼ぐ力を身につけたい
- 一生モノのスキルを積み上げたい
そう思っているなら、
次の一手=ダブルライセンス取得
を考える価値は、十分にあります。
宅建士との相性が良い資格をどう選ぶべきか?
ダブルライセンスが
良いのは分かったけど、
「何を選べばいいのか分からない…」
そんな疑問を持つ人も多いはず。
資格って、
本屋やネットで調べると
本当にたくさんありますし、
「取っても意味なかったらどうしよう」
と不安にもなりますよね。
だからこそ大事なのが、
自分のキャリアや目的に合った
資格を選ぶこと。
宅建士は汎用性が高いぶん、
選び方を間違えると
「意味はあるけど活かせない資格」
を取ってしまうこともあります。
ここでは、
宅建士との相性が良い資格を
選ぶ3つの視点
を紹介します。
① 分野を「横に広げる」か「縦に深める」か?
まず大事なのが、
資格を広げる方向性を決めること。
- 横に広げる=分野を拡張して「使える範囲」を広げる
例:宅建士+FP
→不動産×金融でライフプラン提案にも対応 - 縦に深める=専門性を強化して「任される業務」を増やす
例:宅建士+管理業務主任者
→契約から管理運営まで一貫対応
不動産以外のジャンル
(金融、法律、会計、終活など)
に関心があるなら「横」、

不動産業界で役割を増やしたいなら
「縦」が向いています。

② 目的から逆算して考える
次に考えたいのが、
その資格で“何を実現したいか?”
たとえば…
- 転職を有利にしたい
→業界ニーズがある資格(管理業務主任者、FPなど) - 独立や副業を視野に入れたい
→行政書士、終活系、相続診断士など - 社内で昇進・専門職として活躍したい
→簿記、マンション管理士など

つまり、
「どうなりたいか?」が分かれば、
自ずと選ぶ資格が見えてくるんです。
③ 難易度・学習範囲の“かぶり”を活かす
宅建士と相性の良い資格の中には、
試験範囲が重なっているものも多いです。
例えば…
- 宅建士と管理業務主任者
→民法・宅建業法が丸かぶり - 宅建士と賃貸不動産経営管理士
→宅建の知識が土台になる - 宅建士と行政書士
→法律科目が一部重複(ただし範囲は広め)
つまり、
「宅建の勉強が活きる資格」
を選べば、
労力を最小限にして
成果を最大化できる
ということ。
無理に“カッコよさ”や“難しさ”で選ばなくてOK!
資格選びでよくある失敗が、
「行政書士の方が難しいし、
かっこいいからそっちにしよう」
「弁護士に憧れるから
司法試験にチャレンジ!」
など、
イメージだけで突き進んでしまうこと。
でも、
現実は「難易度が高い=年収が上がる」
わけではありません。

大切なのは、
その資格が“あなたのキャリア”に必要かどうか?
です。
宅建士との相性バツグン!おすすめダブルライセンス6選
① 管理業務主任者
マンション管理業界の
“ダブル資格王道”
分譲マンションの
管理業務に関わる国家資格。
宅建と民法・宅建業法など
出題範囲が大きく重複しており、
“W受験”の王道パターンとしても人気。
管理会社での管理組合対応や
重要事項説明などの
独占業務が可能に。
宅建士とのセットで
管理部門・資産運用業界でも
重宝される。

合格率: 約20〜25%
学習時間目安: 200〜250時間
おすすめ度: ★★★★★
② マンション管理士
組合対応・管理規約のスペシャリスト
管理組合の法律・運営・設備保全などを
アドバイスする
いわば“理事会側の専門家”。
宅建・管理業務主任者と
トリプル取得を目指す人も多い。
大規模マンション・高層住宅などの
管理コンサルティングに。
自治体や行政機関との
やりとりにも強くなる。

合格率: 約8〜10%(宅建士より難関)
学習時間目安: 400〜500時間
おすすめ度: ★★★☆☆
(独占業務なし、本気で管理系に進むなら◎)
③ 賃貸不動産経営管理士
賃貸特化の実務向けライセンス
賃貸管理業者に対して
「業務管理者」の配置が義務化されたことで、
ニーズ急増中。
特に
賃貸仲介・管理業界では“必須資格化”
しつつある。
賃貸物件オーナーとの
契約・管理業務、更新手続き、トラブル対応
などに直接活きる。
管理会社・不動産仲介会社への
転職時に“即戦力”評価を受けやすい。
今後、独占業務が増える可能性もあり
近年、難化傾向があるので、
今のうちの受験がおすすめ!

合格率: 約30〜40%(年々難化傾向)
学習時間目安: 100〜150時間
おすすめ度: ★★★★☆
④ 行政書士
“宅建×法律”で
独立も狙える国家資格
契約書や各種許認可申請の
代理・相談を行う国家資格。
不動産業界との相性が非常に良く、
開業・独立志向の人に特におすすめ。
宅建士+行政書士で、
土地利用や開発行為、建築許可などの
“許認可分野”で強みを発揮。
法人設立や相続関連の相談もできるため、
副業・独立にも向く。

合格率: 約10〜13%
学習時間目安: 600〜800時間(やや高負荷)
おすすめ度: ★★★★☆
⑤ ファイナンシャルプランナー(FP2級)
資産形成・提案力アップに◎
お金全般(保険・年金・投資・税金・不動産)に
関する知識を体系的に学べる資格。
宅建の「不動産」領域がFPの一部と
重複しているため、
宅建学習者との相性◎
不動産営業での
資金計画・ローン提案、保険との連携、
ライフプラン設計に強くなる。
不動産+金融の知識を武器に、
「提案力ある営業」へ進化可能。

合格率: 約40〜50%(FP2級)
学習時間目安: 100〜200時間
おすすめ度: ★★★☆☆
⑥ 日商簿記(2級)
不動産投資・経営に必須の会計力
会計の基礎〜実務レベルまで扱う、
超定番資格。
宅建業者の収支分析、
賃貸物件オーナーとの投資提案、
物件選定に役立つ。
不動産投資や経営管理にも直結する
スキルが得られる。

合格率: 約15〜30%(試験回により差あり)
学習時間目安: 250〜300時間
おすすめ度: ★★☆☆☆
(経理職以外では役に立たないこともある)
【まとめ】次の一歩でキャリアに差がつく!
宅建士は、間違いなく
就職・転職・年収アップに直結する国家資格
でも、それだけに依存してしまうと、
キャリアの伸びしろに限界が見えてくる
のもまた事実。
この記事でお伝えしてきたように――
- 宅建士は「不動産・法律・金融・建築」など
複数分野に接点がある資格 - 組み合わせ次第で、
転職・副業・独立・昇進あらゆる選択肢が広がる - “もう一つの資格”を加えるだけで、
あなたの市場価値は段違いに高まる
宅建士×別資格のメリットです。

私が持っている
応用情報技術者のような、
一見、不動産業界に
関係なさそうな資格でも、
自分のなりたい目的から
逆算をしてみれば、
新たなキャリアの可能性を
見いだせることもあります!
今すぐにでも、
スマホで「宅建士 ダブルライセンス」
などで検索してみてください
あなたの資格取得とキャリア構築が、
単なる知識の積み重ねではなく
自分の未来をつくる選択になる
ことを願っています!
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